最近の悲しいニュースについて
こんにちは、とみちゃんです。
いや〜、最近ニュースを見てびっくりしました(O_O)
俳優の三浦春馬さんが亡くなってしまいましたね・・・
スマホのニュースの通知を見て知りました。
最初はなにかの間違いかなと思いましたが、残念ながら本当だったみたいですね。
私は女優の新垣結衣さんが好きで、新垣結衣さんが出ている「恋空」という映画を昔見たことがありますが、その映画には三浦春馬さんも出ていました。
最初に見たとき、「うわ〜、爽やかなイケメンだなぁ」と感じたのを覚えています。
雑学や謎解きを書いているこのブログで、こういったニュース等は普段はテーマに取り上げることはしないですし、特に三浦春馬さんと接点があるわけではありませんが、色々と思うこともありますので今回は書かせてくださいm(_ _)m
さて、このニュースが出てからいろんな発言がSNSでは流れていますね。
たまに
「苦しんでる人に『死ぬな』というのは残酷だから『死ぬ』という選択肢はあっていい」
とか
「いや、周りの人たちに迷惑をかけるからそんな選択肢はあってはダメだ」
というようなことを見かけます。
どちらの言っていることもわかりますが、「死ぬ」という選択肢があっていいかどうかなんてどうでもいいのではないでしょうか?
おそらく、死のうとしている本人も「死ぬ」という選択肢があるかどうかは考えていないのではないかと思うのです。
このまま生きることがただただ苦しい
と、そういうことなのではないかと思うのです。
確かに、そういう人間に対して「死ぬな」とか「頑張って生きろ」という言葉は余計に苦しませるかもしれません。
でも、実際に自分の大切な人が死のうとしていたら止めませんか?
周りの人には、大切な人が自殺するのを止める権利があると思います。
じゃあ
大切な人が死のうとしているときに、周りの人はどういうことをしたらいいのか
そういうことについていろいろと考えを述べる場というのが必要なのであって
「自殺」という選択肢がどうこうというのは、実際に自殺を考えている本人にとってはどうでもよいのではないでしょうか?
先ほども言ったように、自殺を考えている人に「頑張って生きろ」と言うのはあまりにも無責任な気がします。
かと言って「苦しいよね。じゃあ死んでもいいよ」というのも悲しいです。
死んでほしくない大切な人が自殺を考えているとき、周りの人ができることは、その人が
・なにで苦しんでいるのか?
・今どういう気持ちなのか?
をまず知ることなのかなぁと思います。
実際悩んでる人にはそれぞれの苦しみがあって、こうすればいいという正解はないとは思いますが
話を聞くだけでも悩みを抱えている人の気が楽になることもあるかもしれませんよね。
そのためには、苦しんでいる人の小さな異変に気がついて、声をかけて話を聴くという周りの人の力も必要なのだと思います。
さらに、その悩みに対してなにか対処方法が見つかればそれを提示してみたり。
もしかすると自殺を考えてる人の中には、もうなにもかもが嫌になって「死ぬしかない」と思い込んでいるだけという場合もあるかもしれません。
そういう場合には、「こういうやり方もある」とか「こういうのはどうだろう」とか色々と選択肢を提示すると、本人は気づかなかった道も開けてくるかもしれませんよね。
例えば、いじめで学校に行けない子どもに
「逃げてないで立ち向かいなさい」
と言う人も(さすがに今はいないとは思いますが)もしかしたらいるかもしれませんが
「嫌なものに対して距離を置くこと、離れること」というのは、立派なストレス対処方法です。
無理に立ち向かう必要もないですし
「逃げる」というとネガティブなイメージですが、引っ越したり新しい環境に身を置くというのはひとつの「手段」なのです。
今回、三浦春馬さんが自殺した原因は(テレビ等では色々と推測されていますが)はっきりとはわかりません。
それでも、同業者や周囲の人たちは口をそろえて「いい人だった」「真面目な好青年だった」と言う方が多い気がします。
真面目でいい人であるがゆえ、人一倍他人に気を使い、目に見えないストレスをため込んでいたのかなぁとテレビを見た感じではそう思います。
なにか一つの原因でというよりは、いろんなことが重なって、自殺にまで追い込まれていってしまったのかもしれません。
SNSでの誹謗中傷も原因のひとつではないかと言われていますが、もしそうだとすると、本当にやめていただきたいですよね。
これまでにもSNSでの誹謗中傷の被害に遭われている方はたくさんいましたし、それで自殺してしまう方もいたのに、未だにそれがなくならないのは本当に悲しいことです。
言葉には力があります。
喜んでいる人をさらに嬉しくさせる力。
悲しんでいる人を励ます力。
幸せな人を不幸にする力。
苦しんでいる人をさらに傷つける力。
言葉は魔法の薬なのです。
うまく使えば相手を幸せにしたり元気にさせることもできますが、使い方を間違えれば相手を苦しませたり、ときには死に至らしめる毒にもなりうるのです。
他人を傷つけることに生きる価値を見出している人間にこんな言葉は届かないかもしれませんが、ネット上に自分の意見を上げるときには
「本当にこんなこと言ってもいいのだろうか。誰かを傷つけやしないか」
と、いったん考えてみてほしいですね。
長々といろいろ書きましたが
そうした思いやりで誰かの苦痛を減らしていけるのだとしたら私はそうしたいですし、魔法の薬を上手に使っていきたいですねp(^_^)q