散策study

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役に立つかはわからない知識の記録

つらい今、苦しんでいる方へ 〜自分とは何か〜④

こんにちは、とみちゃんです。

 

今回も体験記シリーズの続きです。

 

過去の記事はこちら↓

 


 

 

 

 

 

 

12月2日。

実家に帰省して落ち着いたのか、少しずつやる気のなさが解消されている気がしました。

 

この日は、父の提案で、外出することにしました。

 

 

ご存知の方もいるかもしれないが、「秋吉台」というところに行きました。

 

たまにクイズ番組にも出たりするような、日本最大のカルスト地形で有名なところです。

 

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「カルスト地形」というのは、石灰岩などが雨水などによって削られてできた特殊な地形のことです。

 

この山口の秋吉台のほかに、愛媛と高知の県境にある「四国カルスト」、福岡の「平尾台」は「日本三大カルスト」と呼ばれています。

 

 

日本三大と呼ばれているだけあって、実際に立ってみると360度雄大な景色が広がっていました。

平日で人がおらず貸切状態だったので余計にそう感じました。

 

そんな景色を見ながら歩いたのは気持ちがよかったです。

 

 

しばらく歩いていると、ベンチがあったので、そこで昼食をとることにしました。

 

行く途中のコンビニで買ったおにぎりを食べながら、私は仕事の話をしようと思ったのです。

 

前にも書きましたが、私は今まで親に仕事上の悩みを真剣に話したことがなかったので、

話すことに恥ずかしさやためらいもありました。

 

でも、このときは、秋吉台の壮大な地形が私の背中を押してくれたのかもしれません。

 

私は、前日に話せなかったことをすべて話すことができました。

 

 

「期日を守れ」とか「上司に相談するときはまず自分の考えを言え」とか、

注意されていることはすごく当たり前のことだけど、係長の声が大きく萎縮してしまっていること。

 

わからないところがあっても、周りに気軽に相談できる人もおらず、

自分もあまり人に相談するタイプではないから一人で抱えこんでしまっていたこと。

 

係長に聞こうにも、係長に対して萎縮し、恐怖心があるせいで

「これ聞いたらまた何か言われるのかな」とか色々考えてしまって、

結局それで時間がかかって、また同じことを注意されての繰り返しだったこと。

 

 

父は私が話している間、「うんうん」とか「あーおるよねーそういう人」などと言いながら聞いてくれました。

 

「そういうこと話してくれて嬉しい」と言ってくれたときはホッとしました。

 

 

父も昔は上司との人間関係で悩んでいたことがあったと話くれました。

そのときの上司は理不尽なノルマを課せられたりしてくるような人で、

本気で仕事を辞めようと思ったことがあったのだとか。

でも、周りのサポートのおかげで、結局辞めずに済み、仕事を続けることができたらしい。

 

父は、「陰であの上司ひどいよねとか悪口を同僚と言い合ったりしたけど、そういうので心がスッキリしてた部分もあったな」と言っていました。

「陰口はあんまりいいことではないんだけどね」とそのあと付け足して言っていましたが……(笑)

 

 

 

確かに、私自身振り返ってみると、仲間内でその場にいない第三者の悪口を言うのが苦手でした。

 

苦手というよりは、自分の中で「陰で悪口を言わない」というポリシーみたいなのがあったのかもしれません。

 

私も人間なので、もちろん「このやろう」とか「なんだよあいつ」とか思うことはありますが、

それを誰かに言わないように気をつけていました。

 

 

ネガティブなニュースを聞くとネガティブな気持ちになるように、

悪口や愚痴などのネガティブワードは周りも自分もネガティブにさせると思っているからです。

 

 

そのほかにも理由があります。

 

 

例えば、5人が集まってある人物Aさんの悪口を言い合っていて、

仮に5人のうち1人(Bさんとする)はAさんのことをよく知らなかったとします。

BさんはAさんのことをまだよく知らないにもかかわらず、

自分以外の4人が「Aさんはひどい」みたいな話をしていたら、

BさんはAさんに会う前から「Aさんは悪い人なんだ」という先入観をもってしまうことになります。

 

人が人と出会って受ける印象は人それぞれだし、自由でなければなりません。

 

なのに、変な先入観を与えてしまうのはAさんに対してもBさんに対しても失礼なことなのではないかと、そう思っています。

 

 

さらに言うと、壁に耳あり障子に目ありということわざがあるように、

話というのはいつどこでだれが聞いているかわかりません。

 

陰で悪口を言っているのが、もしなんらかの経緯で本人の耳に入ったら、その本人はきっと傷つくはずです。

(悪口を言った自分はスッキリするかもしれませんけどね……)

 

なので、これからは、

信頼できる人には、まわりにだれもいない空間であれば、多少の愚痴を言おうかなぁと思います(笑)

 

 

以前、三浦春馬さんが亡くなった際に書いた記事でも述べましたが、

言葉は魔法の薬です。

 

使い方次第では相手を死に追いやる毒にもなり得ます。

 

 

 

この記事を見ると、自分が書いたにも関わらずいろいろと考えさせられますね(^_^)a

 

それについてはまた次回。

 

そして皆さま、良いお年をお迎えください(^ ^)

 

(次回に続く)