心霊写真の正体が明らかに!?
こんにちは、とみちゃんです。
もうすぐ7月ですね(^^)
夏といえば、スイカとか花火を思い浮かべる方もいると思いますが
怖い話とか、心霊写真とかを思い浮かべる方もいるのではないでしょうか?
テレビでも怖い話とかやってますよね( ゚д゚)
そういう体験をしたという方や、家に心霊写真があるという方もいるかもしれません。
今回は心霊写真の正体にせまってみます!
心霊写真の正体 〜2つのキーワード〜
結論から言うと、心霊写真は
「シミュラクラ現象」と「パレイドリア現象」
で説明できます。
「シミュラクラ現象」というのは
3つの点や物が逆三角形に配置されているとき、それを「顔」として認識してしまうという現象です。
たとえばこんなの↓
とある壁の模様ですが、顔に見えませんか?
心霊写真だと思っていたものも
実はただの3点の集まりだった
なんてこともあるかもしれませんね( ˙-˙ )(←こういう絵文字も、シミュラクラ現象を利用したものですね)
「パレイドリア現象」というのは
なんらかのものを見たり聞いたりしたときに、それを自分の中にあるパターンに置きかえて、実際のものとは違って知覚してしまう現象のことです。
たとえば、壁や天井のシミが女性の顔に見えたり、パンのこげがミッキーに見えたりした経験はないですか?
このように、自分がよく知っているパターンに置きかえてしまうのです。
「自分がよく知っているパターン」というのは
たとえば、ハンカチが風で飛ばされて空を舞っているのを見て
モモンガみたいだ! と思うことはあっても
ウロコオリスみたいだ! と思う人はほとんどいないのではないでしょうか?
ウロコオリスはモモンガに似た動物なのですが
舞っているハンカチを見たときに
よく知らないウロコオリスよりも、知っているモモンガのほうを思い浮かべる
ということです。
先ほどのシミュラクラ現象も、パレイドリア現象の一種と考えていいと思います。
シミュラクラ現象と違うところは
このパレイドリア現象は聴覚刺激に対しても起こる
というところです。
外国語を聞いているのに日本語が聞こえたと感じたり
犬の鳴き声がおっさんの声に聞こえたり
このような空耳も、実はパレイドリア現象なのです。
心霊写真を見つけやすい人
周りの人は「そんなのただの汚れだよ」って言うけど
でもやっぱり人の顔にしか見えないという写真をもっている方。
そんなあなたはもしかしたらアーティストの才能があるのかもしれません。
というのも
芸術的なセンスがある人には神経症的傾向が高い人が多い
ということが言われているからです。
神経症的傾向が高い人というのは
人一倍不安を感じやすかったり緊張しやすい人のことで
神経症的傾向は人間の性格をあらわす要素の一つでもあります。
実は、この神経症的傾向が高い人は
なんでもない点の集合を見ただけでも人の顔や動物をイメージしやすい
ということが報告されていたりします。
不安を感じやすいと聞くとネガティブなイメージをもつ方もいるかもしれませんが
これは人間が進化する過程では重要なものです。
ちょっとしたことに対しても
これは危ないかもしれない、あれは敵かもしれない
と感じることで、本当に危険なことに対してもすぐに反応して回避できるからです。
そういう方は、ふつうの人は見逃してしまうようなできごとからビビッとアイデアを得て作品を作れるのではないでしょうか。
でもわたしの場合、不安は感じやすいほうだと自分で思いますが
美術や音楽の才能があるとは思えませんけどね・・・(@_@)
まあほかの人よりもなにかに不安を感じやすいということは
ほかの人よりもはやくそれに対して準備ができるとポジティブにとらえていきましょう(*^▽^*)
最後に
今回は心霊写真の正体とは何か、そしてそういう写真を見つけやすい人はどういう人が多いのかを書きました。
あくまで心霊写真(に思えるもの)は
「シミュラクラ現象」や「パレイドリア現象」で説明できるものが多い
というだけで、幽霊がいるとかいないとかとは別のおはなしですからね(^_-)
もしかしたらあなたのうしろに・・・
それではまた(^o^)