散策study

散策study

役に立つかはわからない知識の記録

11月24日といえば?

こんにちは、最近円周率100桁と元素の周期表を暗記中のとみちゃんです。

 

11月24日といえばみなさんは何を思い浮かべますか?

1124の語呂が「いいふし」だから鰹節の日か!

というふうに思った方もいるかもしれません。

あぁ~、11月24日といえば進化論で有名なダーウィンの著書、「種の起源」が刊行された日だよね~

という声も聞こえてきそうですね。(実際には「進化の日」というみたいです)

 

私は11月24日というと、「名探偵コナン」の中のとある話を思い出します。

アニメの方で見ましたが、「イチョウ色の初恋」という話です。

この回では阿笠博士の小学校時代の初恋が描かれています。

 

ざっくりと内容を説明すると、

(ネタバレが嫌だという方は読まないでください・・・)

コナンたちはあることがきっかけで、11月24日に阿笠博士の家で1枚のはがきを見つけます。

そのはがきは博士が小学6年生のときに、小学4年生の木之下さんという女の子からもらったもので、「10年後に思い出の場所で待っている」と書いてありました。

10年後に会えなかったらそのまた10年後、おばあちゃんになっても待ってる・・・

と書かれたそのはがきをコナンたちが見つけたのは、はがきをもらってから40年後。

(阿笠博士って52歳なんですよね、ああ見えて(゚∀゚))

 

f:id:tomichan_study:20181124103145j:plain

 

博士は40年前、学校に行く途中、大きな犬を飼っている野井さんの家の前で、その犬に吠えられておびえていた木之下さんに出会ったのでした。

帽子を目深に被った、目がクリクリした木之下さん。

話を聞くと、小さいころ飼っていた犬に手をかまれてそれ以来動物が嫌いになったというのでした。

かわいそうに思った阿笠少年は、ハムスターを飼っている知り合いの蝶野さんという人の家に行き、動物嫌いを克服させたのでした。

 

とても仲良くなった2人でしたが、11月の終わりに突然彼女は阿笠少年に黙って引っ越したのです。

そして、あのはがきだけが阿笠家の郵便受けに残されていたということです。

 

はがきをもらったのが40年前の11月24日。

今日がその11月24日だから、もしかしたらその子に会えるかもしれないということになったのですが、

博士は肝心の「思い出の場所」がわからず・・・

過去には野井さんや蝶野さんの家で待っていたけれど、彼女は現れなかったという。

 

しかし、幸運なことにそのはがきには、「思い出の場所」の手がかりとして、

「4163 33 6 0  ヒントは動物だよ」と書かれていました。

そうしてコナンたちはこのヒントや博士の昔の記憶を頼りに

博士の初恋の相手を探すことになりました。

 

果たして、博士は初恋相手に再会することができたのでしょうか!?

 

結果を言うと会えました!

 

帝丹小学校(博士の卒業校で、コナンたちが今通っている小学校)のOBで東都動物園の初代園長の小畑与一郎さんという人の話が出てきたときに、光彦たちが「4163」は与一郎を表していると推理し、博士たちはその動物園へ行きます。

そして他の数字に関しても色々と推理するのですが、なかなか初恋相手に会うことができません。

イムリミットは日没まで・・・

 

諦めて帰ろうとする博士。

そのとき、風が吹いて歩美ちゃんが持っていたはがきが飛ばされたのを見て、

博士は、当時のその子も風で帽子が飛ばされたことがあり、彼女が金髪であったことを思い出しました。

コナンは博士に、

その子は昔何か飼っていなかったかと聞きました。

博士は、犬を飼っていたけれど、その犬に噛まれてからは飼わなくなったと言いました。

それを聞いたコナンはあることに気づき、

ついに「思い出の場所」がどこだかわかりました。

 

その場所とは、

小学校のイチョウの木の下

です。

ヒントは、阿笠少年と木之下さんが関わった動物の鳴き声と、彼女の両親のどちらかが外国人であるということ。

そしてその当時、小学校では鶏を飼っていたということです。

 

これらのことと、今まで出てきたことを踏まえると、

思い出の場所が「小学校のイチョウの木の下」

になるのですが、おわかりいただけたでしょうか?

 

話を戻して

コナンたちが小学校のイチョウの木があるところに行くと、1人の女性と1人の男性が立っていました。

女性が男性に、近くにある車の中で待つように言いました。

少しの間博士とその女性が話をすると、女性は

「主人が待っているので」

と言って車へ戻っていきました。

(本当はご主人じゃないんですけどね)

 

この女性こそ、博士の初恋相手です。

女性は、コナンたちを見て阿笠博士の孫だと勘違いし、もう立派な家庭を築いていると思いました。

40年も自分のことを待たせていたと博士知られたら博士が傷つくと思い、女性は自分の正体を博士に言いませんでした。

しかし、去っていく車に向かって博士が叫んだ一言で、自分のことを覚えてくれていたんだとわかります。

かなり嬉しかったでしょうね~(*'▽')

 

この女性の名前は「フサエ・キャンベル・木之下」といい、博士の初恋相手であり、作中に出てくる有名ブランドの社長でもあります。

蘭と新一が小学生のとき、実はこの女性に会っていて・・・

と、登場人物の意外な繋がりが「名探偵コナン」の中では結構あったりするので、そこも面白いところの1つだと思います(^。^)

 

しかも、去っていく車のナンバーをよく見ると、「11-24」でした。

11月24日がここにも隠れていました。

 

コナンというとよく殺人事件が起きて・・・

と思う方もいると思いますが、この話では誰も死ぬことがなく、ほっこりするような話で結構好きな回です(o^^o)

 

ということで今回はコナンの話でした。

ざっくりと話の内容を書く予定でしたが、だいぶ長くなりました(^^;)

それではよい週末を!