散策study

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役に立つかはわからない知識の記録

湯湯婆の悲劇

こんにちは。

この前、自転車に乗るときに、鍵ではなくなぜかICOCAを出して乗ろうとしてたとみちゃんです。

 

 

 

さて、あなたは「湯湯婆」使ってますか?

 

 

ゆゆばあ?

 

ゆばーば?

 

 

よんでいるーむねーのーどーこかおーくでー♩

 

というメロディーが頭の中で...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


湯湯婆って?

 

湯湯婆

 

これは「ゆたんぽ」と読みます。

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中にお湯を入れて使う容器で、布でくるんで布団の中に入れて体を温めるためのものです。

 

冬になると使う方もいるのではないでしょうか?

 

 

でもちょっと待った!

 

 

湯湯婆の使い方を間違ってしまうと

睡眠の質が低下してしまうかもしれません!

 

 

 

 

 

湯湯婆で温まりすぎは注意!

 

わたしも子どものころにやってた記憶があるのですが

湯湯婆を一晩中、布団のなかにいれるのはおすすめしません。

 

 

え、でも冷え性だから…

 

という方もいるかもしれませんが

そういう方も、寝るときには湯湯婆を布団から出したほうがいいです。

 

 

これには、深部体温が大きくかかわっているのですが...

 

 

 

 

 

深部体温を上手に下げる

 

深部体温とは、体の内部の温度のことです。

 

おでこや脇で測る体温よりも若干高いです。

 

 

この深部体温は、夕方から夜の間にピークに達します。

その後、深部体温は朝6時ごろにかけて低下していき、その後上昇しはじめます。

 

眠っているあいだに深部体温が下がるのは、脳や体を休めるためと言われていますが

このような体温のリズムがわたしたちにはあるのです。

 

そして、深部体温を上手に下げてあげることで眠りにつきやすくなったり、睡眠の質も良くなるのです。

 

 

では、どのようにして深部体温を下げるのかというと

手や足からの熱放散です。

 

 

体の末端から熱を逃してあげることで、深部体温も下がっていきます。

 

うとうとしている赤ちゃんの手を触ると温かいのは、この熱放散が起きているからです。

 

 

冷え性で眠れないという人は、血行が悪いせいで体内の熱がうまく放散されなかったり

そもそも深部体温があまり上昇してなくて、深部体温の温度差がうまれず、結果眠たくならない

といったことが起こっているのです。

 

 

深部体温を上手に下げるためには、手足からの熱放散を促してあげるといいのですが

湯湯婆を一晩中布団の中に入れておくと、布団の中の温度が上がりすぎて熱放散がうまくできません。

 

「靴下をはく」というのも同様によくないです。

 

 

では、どうしたらいいのかというと...

 

 

 

 

 

眠りにつきやすくするために

 

湯湯婆や靴下がないと冷えて眠れない

という方は、眠る前に手足を温めてみてください。

 

たとえば、眠る1時間くらいまえにお風呂に入って体温をあげたり

洗面器等にお湯を入れて手や足を温めると

熱放散が促されて眠りにつきやすくなります。

 

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ただし、お湯の温度があまりにも高いと交感神経が高まってしまい、体が緊張状態になったり活動モードになってしまって逆に眠れなくなるかもしれないので注意してください。

 

 

また、寝る前の行動だけでなく、日ごろから運動をすることも、眠りにつきやすくなるためのポイントなので、普段の生活をあらためて見直してみるのもいいかもしれません。

 

 

 

 

 

最後に

 

湯湯婆は冬場、特に冷え性の人にとっては手放せないものかもしれませんが

低温やけどを防ぐという意味でも

湯湯婆を布団の中に入れておくのは寝る前まで

というのを覚えていただけたらと思います。

 

 

最後に、今年も1年ありがとうございました!

また来年もよろしくお願いしますm(_ _)m

みなさんが気持ちよく寝て、よい年を迎えられることを祈っております( ˆoˆ )/

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