散策study

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ROCってなに? 〜オリンピックの疑問〜

こんにちは、とみちゃんです。

 

ついに東京オリンピックが始まりましたね。

というより、もうすぐ終わりますね(^_^)a

日本の選手の活躍に期待がかかる中、金メダルを獲得している選手もいてすごいですね。

8月4日現在、日本の金メダル獲得数は3位です!

(途中、1位のときもあったんですけどね…)

 

私もテレビで見る機会が多いのですが、

「これってどういうことだろう」

と思うこともあります。

 

今回は、私がオリンピックを見ていて感じた疑問を今更ながら取り上げました。

 

 

 

 

目次

 

 

 

 

 

 

ROCってなに?

 

今回の東京オリンピックでよく聞く“ROC“。

 

あまり聞いたことがない言葉ですよね。

 

ROCとは「ロシアオリンピック委員会」のことです。

 

ロシアは、検査データの改ざん等、組織的なドーピング問題により、2022年12月まで、主要国際大会で「ロシア」として出場ができなくなったのです(来年の冬季オリンピック(北京)もROCとして出場する予定です)。

 

そのため、ドーピング違反歴やドーピング疑惑のない選手が“ROC“として出場するようになったのです。

 

出場にあたっては、

・ユニフォームにロシア国旗🇷🇺は使用できない(国旗の白色、青色、赤色は使用可)

・ロシア国歌は使用できない(代わりにチャイコスフキーのピアノ協奏曲第一番変ロ短調を使用)

など様々な制約があります。

 

ロシアの選手の中にも、真面目に頑張っている選手もいるだろうに、組織的なドーピング問題のせいでいろいろと被害を受けている選手もいるんでしょうね…(o_o)

 

ちなみに、“ROC“は、今回のために作られたチームではなく、1911年に設立された組織です。

 

ちょうど100年前ですね。

 

 

 

 

タイムの横の“Q“ってなに?

 

陸上や競泳でのレース後、選手の着順やタイムが表示されますが、

タイムの横にアルファベットの“Q“と表示されることがあります。

 

この“Q“というのは“qualify“の頭文字。

日本語にすると「資格を得る」という意味です。

 

次の試合への出場資格を得た選手、つまり、予選通過者を表しています。

 

実は、よく見ると、“Q“だけではなく、“q“と小文字で表示されている場合もあります。

 

大文字の“Q“のほうは「順位による通過者」を表していて、

小文字の“q“のほうは「記録による通過者」を表しています。

 

陸上や競泳での予選では、

各組上位3着+タイムの上位4名が決勝進出

みたいなことがありますが、

この場合、各組で3位までに入った選手は“Q“と表示され、

タイムが良くて予選を通過した4名の選手は“q“と表示されます。

 

 

 

 

 

名前の横の数字はなに?

 

卓球などを見ていると、選手の名前の横に「(1)」などの数字を見ることがあります。

 

この数字は、シード順位を表しています。

 

シードは、トーナメントで早いうちから強い選手どうしが当たらないように、強力な選手を分散させるものです。

 

カッコ内の数字が低いほど、シード順位が高く、決勝まで強い選手と当たりにくいとされています。

 

 

 

 

 

陸上のフライングについて

 

陸上競技、主に短距離でよく聞く「フライング」。

 

ルールがいろいろと変わったりもしていますが、現在は、十種競技などの混成競技以外のトラック種目においては、

1度目であってもフライングをした選手は失格というルールになっています(機器などの不具合による場合はノーカウントとなり、誰も失格にはなりません)。

 

ちなみに、フライングには基準があって、スタートの合図から0.1秒以内に体が動いてしまうとフライングと判定されます。

 

スタートの合図前に体が動くだけがフライングじゃないんですね。

 

これは、基本的に人間が音を聞いてから反応するまでに0.1秒以上はかかるためです。

スタート合図のタイミングを予測して選手がスタートするのを防ぐためなんですね。

 

さすが、0.1秒を争う競技なだけあって厳しいですね。

 

でも、感覚を研ぎ澄ましたアスリートなら0.1秒以内に反応できる選手もいるのでは(・・?)

と思ってしまう今日この頃です。

 

 

 

 

 

終わりに

 

今回の東京オリンピックは、開催に対していろいろな意見がありますが、

オリンピックに出場することを目指して戦ってきた選手のことを考えると、

このコロナ禍で、しかも日本でオリンピックが開催されて良かったのかもしれませんね。

 

12歳、13歳の選手もメダルを獲得して、ただただすごいと思う日々ですが、

私が印象に残ったのは、アーチェリー男子団体の銅メダル獲得の瞬間でしょうか。

 

私自身、アーチェリーを10年ほどやっていたというのもありますが、

あの緊張する大事な場面で、最後、的の中心を射抜いたのを見て、かなり感動しました。

 

あと印象に残った場面といえば、選手たちがマスクをつけていたことでしょうかね。

特に競泳や陸上の選手がレース後、かなり疲れていると思われるのに、

インタビューのためにマスクをつけているシーンは、個人的になかなか印象深かったです。

 

それでは、オリンピックを見る人も、見ない人も、感染対策をしっかりしていきましょうね( ´∀`)

暑いので水分補給もお忘れなく!